マンション型メンズエステの許認可物件を見つける方法と借り方のコツ

マンション型メンズエステの許認可物件を見つける方法と借り方のコツ

✅賃貸マンションでのメンズエステ開業事情

皆さんがまず思い描くメンズエステは、マンション型のお店だと思います。実際、マンション型メンズエステは都市部を中心に増加傾向にあり、多くの男性客から支持を受けています。

しかしながら、許可を取らずに営業しているお店も多く存在し、問題視されることもあります。
そこで今回は、マンション型メンズエステについて詳しく解説し、許可物件の探し方や借り方についても紹介します。

ほとんどの店舗が無許可で営業しています

マンション型メンズエステは、近年注目を集めているビジネスの一つです。
しかしながら、実はこのビジネスはほとんどの場合無許可で営業されています。

このような状況はトラブルが起きる可能性が高く、いつ摘発されるか分からない状況にあるということを忘れてはいけません。

メリット・デメリット:賃貸マンションでの開業

マンション型メンズエステを開業する上で、賃貸マンションを選ぶことが多いです。
その理由としては、既に用途が「事務所」や「クリニック」に限定されている建物が多く、営業許可を取得しやすいことが挙げられます。

また、賃貸マンションはワンルームから広い部屋まで様々なタイプがあり、事業規模や財務状況に応じた選択ができます。
ただし、不動産会社や管理組合の規制、住民からのクレームなど、経営上のリスクも存在します。

無許可マンションでのメンズエステ営業は違法?

無許可でマンション型メンズエステを営業することは、違法にはなりませんが契約違反です。最悪の場合、違約金が発生し、契約更新できなくなります。

また、このような無許可営業を行うことで、近隣住民からの苦情が出る可能性が高く、トラブルになる場合もあります。

メンズエステ開業に適したエリアの見つけ方

メンズエステを開業するにあたり、まずは開業するエリアを決める必要があります。
このエリア選定が、後々の経営に大きく影響するため、慎重に検討することが必要です。そのためには、徹底的なリサーチが不可欠です。

人口密度の確認方法

メンズエステを開業するエリアを見つけるためには、まずはそのエリアの人口を調べることが重要です。人口が多いエリアほど、潜在的な顧客層が大きくなります。そのため、集客力を高めるためには、人口が多いエリアに店舗を構えることが必要不可欠となります。

また、人口だけでなく、そのエリアにどれだけ競合店があるかも確認する必要があります。同じような業態の店舗が多く存在するエリアでは、集客力を高めるためには、独自性を持ったサービスやコンセプトを提供することが求められます。

さらに、競合店のコンセプトも確認しておくことが大切です。例えば、既にハイクオリティなサービスを提供している店舗が多いエリアでは、価格競争に巻き込まれてしまうこともあるため、自分の店舗の強みを持ち出せるように、コンセプトを練り上げる必要があります。

以上のように、エリア選びには人口や競合店数、コンセプトなど、様々な要素が関わってくるため、慎重に調査を行い、独自の視点で分析することが大切です。

競合店の数の調査方法

メンズエステを開業するエリアを決める際には、競合店の数も重要なポイントの一つです。多くの競合店が存在するエリアでは、新規開業店が生き残るためにはそれだけの需要があるということであり、逆に競合店が少ないエリアでは需要が少ない可能性が高いです。

競合店の数は、インターネット上で調べることができます。また、実際にそのエリアを訪れて周辺を歩いてみることでも、多くの競合店があるかどうかを確認することができます。

競合店のコンセプトの確認方法

競合店の数だけでなく、競合店のコンセプトも確認しておくことが重要です。自分の開業する店のコンセプトが競合店と重なっていると、新規開業店としてのアピールポイントが薄れる可能性があります。

競合店のコンセプトは、インターネット上で調べたり、実際に訪問して確認することができます。競合店のコンセプトを調べた上で、自分の開業する店のコンセプトが差別化できるかどうかを検討しましょう。

摘発危険エリアの回避方法

メンズエステは、無許可で開業する店が多いことが現状です。しかし、無許可で営業していると摘発の危険があるため、摘発危険エリアには注意が必要です。
摘発危険エリアは、警察の発表やニュースなどで情報を得ることができます。また、業界関係者や同業者からの情報も参考になります。

反社会的勢力の活動範囲について

メンズエステは、反社会的勢力が関与している場合があるため、反社の縄張りが存在するエリアには注意が必要です。反社の縄張りが存在するエリアでは、トラブルに巻き込まれる可能性が高まります。

反社の縄張りは、業界関係者や同業者からの情報が参考になります。また、実際にそのエリアを訪れて周辺を歩いてみることでも、反社の存在を感じ取ることができます。

メンズエステ開業に最適な物件の条件

メンズエステ施設の物件選びには、多くのポイントがあります。物件選びの際に必要な情報について解説します。

最低限必要な条件の確認方法

外観や内装、セキュリティ面など、最低限押さえておきたい基本的な条件は以下のとおりです。

1Rもしくは1K
駅から徒歩5分以内
室内洗濯機置き場アリ
独立洗面台
バストイレ別
オートロック付き

これらの条件は、お客様が利用しやすく、スタッフが施術を行いやすい環境を作るために必要不可欠です。
また、開業する際には、物件の貸主がメンズエステの開業に対して承認していることが必要です。

内装面における注意点

低家賃の「1Rもくは1K」物件はおすすめです。内部に「洗濯機置き場があること」や「オートロックが完備されていること」は、セキュリティ上不可欠な条件です。
さらに、「独立洗面台」「バストイレ別」の条件も、優先度が高いです。

また、他のメンズエステが入居しているテナント内にある物件は、許可物件である可能性が高く、また、既にマンション居住者がメンズエステに慣れているため、リサーチの参考になります。
許可物件でなくとも、数年間経営しているメンズエステが入居している場合は、信頼性が増します。

賃貸マンションでのメンズエステ開業の物件探し方

実際の物件の探し方について解説していきます。

賃貸ポータルサイトを活用した物件探しの方法

まずは、賃貸ポータルサイトを利用して物件を検索する方法があります。多くの物件情報が掲載されているため、自分が希望する条件に合った物件を見つけることができます。
また、物件の写真や間取り図が掲載されているため、内装やレイアウトなどを確認することができます。

街の不動産屋を活用した物件探しの方法

メンズエステを開業するための物件を探す際には、街の不動産屋に足を運ぶのも一つの方法です。
不動産業者には、個人で出している物件や管理物件の情報を持っている場合が多く、自分で探すよりも物件情報を手軽に収集することができます。

ただし、店舗を出す目的がはっきりしている場合は、不動産屋側としても条件を確認してから物件の紹介をしてくれる場合があります。

Twitterで許可物件を紹介している人に仲介してもらう方法

近年、不動産業者に頼らずにTwitterで物件を探す人も増えています。特に、許可物件を紹介している人がいる場合には、直接その人にコンタクトを取って情報を仕入れることもできます。

ただし、情報源が明確でない場合には、詐欺やトラブルに巻き込まれる可能性があるため、情報の信憑性をしっかりと確認することが重要です。

物件トラブルに巻き込まれないための注意点

先にも述べたように、許可物件であっても周囲とトラブルになることがあります。そこで、トラブルを回避するためには何が必要なのでしょうか。
以下に、注意点を紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

同業者からの嫌がらせに注意する方法

競合店が多いエリアでは、同業者から嫌がらせを受けることがあるかもしれません。
たとえば、客引きの妨害や店舗の荒らしなどです。こうしたトラブルに巻き込まれないためには、周辺の競合店とは良好な関係を築くことが大切です。

目立つ人出にならない部屋の選び方

メンズエステを開業する場合には、周囲に迷惑をかけないように注意することも必要です。たとえば、店舗に出入りする客が目立つような場所にある物件は避けるようにしましょう。
また、建物の共用部分での騒音や、ごみの放置なども避けるように心掛けましょう。

通報に注意する方法

メンズエステを開業する場合、通報魔と呼ばれる人々に注意が必要です。彼らは自分たちの価値観や信念に反するものを見つけると、その存在を消し去ろうとしてしまう傾向があります。
メンズエステの営業は、一部の人たちからは良く思われないことがあります。そのため、彼らからの通報には十分に気を付ける必要があります。

無許可物件での営業を行う場合の対策方法

メンズエステを開業する際には、許可を得た物件で営業することが望ましいです。
しかし、どうしても許可を得られない場合は、無許可物件で営業することも選択肢のひとつとなるかもしれません。無許可で営業する場合は、リスクが常に付きまといます。

そのため、常にリスクを考慮した上で営業を行う必要があります。
また「管理会社に部屋を絶対に見せない」など、運営の仕方には十分注意をしましょう。
最終的には、許可を得た物件で営業を行うことを目指し、誠実に努力することが重要です。

さいごに

今回は、メンズエステ開業時の物件選びについて解説しました。外観や内装、設備、立地条件など、選び方に必要なポイントをお伝えしました。
初めのハードルを乗り越えてしまえば、物件確保に後から気を揉むことはありません。
ぜひ、この記事を参考にして、理想的な物件を見つけてください。